2018/01/19-31

〔展示〕

2018年1月19日(金)~1月31日(水)

12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊

「▶」

松尾ほなみ

スペースM

●オープニングレセプション

 1月20日(土)19:00〜20:00

〔概要〕

立体を形どる時に、必ず犠牲になる素材がある。一つの素材が生成する間には人間の生死が何回転されるのだろうか。だからこそ、形と素材のやりとりは注意深く行われる必要がある。​しかし、素材に切り込みを入れるのは一瞬だ。私は時間を経てできた素材を殺しながら我が物顔で形をつくっている。漫画を塗り固めている時は娯楽の享受と罪悪感を。生木に彫刻する時は、生きているものを支配する喜びを。石を磨く時は時間の塊に傷をつけるように。

ありえない場所にありえない存在を立たせることは、最も血が湧くいたずらなのだ。昔祖父が些細なおふざけをした。玄関先に、いもしないはずのクジラが来ていると母を揺り起こした。私も息の根を止めた素材をずらした形で再生させることで、寝た子を呼び覚ましたいのだ。

Date
  • 2018/01/19-31

Location
  • スペースM

Creator
  • MATSUO Honami / 松尾 ほなみ

MATSUO Honami / 松尾 ほなみ

〔プロフィール〕
1990 千葉県出身
2014 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
2016 東京藝術大学修士課程彫刻専攻修了

石、紙(漫画本)の積層、林の立木などを扱う彫刻作品を制作する。
制作を通して素材そのものの成り立ちや、自身の知らない世界に興味を持つようになる。
現在は日常生活の考察・第九合唱・鳥羽の海女さんを訪ねる旅・電気工事士資格取得の過程など、
分野にこだわらないリサーチ漫画を執筆中。

​〔個展〕
2015 「反・ごらく」(Gallery+café blanka / 東京)
2018 「▶︎」(新宿眼科画廊 / 東京)
2018 「テンペスト」(新宿眼科画廊 / 東京)
2020 「よみかえり」(新宿眼科画廊 / 東京)
2021 「変わり種」(広島アートスペース THE POOL / 広島)
2023 「KEAT2023 美術・集落・風ー小砂の森」(小砂環境芸術祭 / 栃木)

​〔グループ展〕
2018 「大子まちなかアートウィーク出展」(茨城)
2018 「環境芸術学会企画展覧会」(ORIE ART GALLERY / 東京)
2018 「くんねっぷ・アート・タウン・プロジェクト」公開制作、訓子府町レクリエーション公園作品常設(北海道)
2019 「第3回小砂環境芸術祭 KEAT 2019」(栃木)
2019 「藝大もののけ祭り 百鬼夜行展」(藝大アートプラザ / 東京)
2019 「おみやげ展」(藝大アートプラザ / 東京)
2020 「花と蕾展」(藝大アートプラザ / 東京)
2020 「特別企画 アトリエから」(藝大アートプラザ / 東京)
2021 「買える藝大」展(MIYASHITA PARK & BASE / 東京)
2021 「旅展」(藝大アートプラザ / 東京)
2024 「あそびをせんとやうまれけむ」展(藝大アートプラザ / 東京)
2025 「WHAT CAFE EXHIBITION vol.41:ON PAPER:Art and Print Market」(東京)
2026 「WHAT CAFE EXHIBITION vol.42:ON PAPER:Art and Print Market」(東京)

〔受賞〕
2013 「KEAT 大賞」(KEAT / 小砂環境芸術祭 )
2016 「東京都知事賞」(東京藝術大学修了制作展)
2019 「美森賞」(KEAT2019 / 第3回小砂環境芸術祭)

〔漫画冊子を販売中〕
TAKU SOMETANI GARELLY
コ本や 
亀戸アートセンター

 

〔Instagram〕
@matsuohonami

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