〔プロフィール〕
1985 宮城県生まれ
2009 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
アニメ的な少女のキャラクターと精緻な背景描写の絵画表現を中心に活動。
言葉にできない「感情」「時間」「一瞬」の集積と、この世界との和解を描く。
キャラクターの姿をした「人」としての少女のアップデートを続ける。
〔個展〕
2009 「だけど、忘れられる」(新宿眼科画廊 / 東京)
2010 「ドラマ」(新宿眼科画廊 / 東京)
2013 「美しいending」(新宿眼科画廊 / 東京)
2016 「かみさまのかたち」(新宿眼科画廊 / 東京)
2019 「時間を止めてください」(新宿眼科画廊 / 東京)
2019 「きみは天気」(新宿眼科画廊 / 東京)
〔グループ展〕
2017 「あなたと海のあいま、通り過ぎてゆくすべて」(塩竈市杉村惇美 術館市民ギャラリー / 宮城)
2017 「ニュー・フラット・ フィールド / 仮留めの地」(デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ / 東京)
2018 「めがねと旅する美術展」(青森県立美術館 / 青森)(島根県立石見美術館 / 島根)(静岡県立美術館 / 静岡)
2020 「swimming」(TURNAROUND / 宮城)
2021 「故郷」(新宿眼科画廊 / 東京)
〔WEB-site〕
https://taemonma.tumblr.com/
〔X(Twitter)〕
@uresii_kanasii
〔Instagram〕
@uresii_kanasii
〔展示〕
2010年9月17日(金)~26日(日)
12:00~20:00(最終日~17:00) ※木曜日休廊
「ドラマ」
門眞妙
スペースM、S、E
〔概要〕
都市の物語の断片、あるいは断面。
バスから見えた光景をもう一度見たいと思い、地元の開発予定地を改めて訪れた。
真っ平らに慣らされた真っ直ぐの道路と、残土の山。
所々で静かに重機が土をかき集め、運んでいた。
新しくショッピングセンターもできるらしく、荒野の中に完成間近の建物がぽつんと建っていた。
工事現場としても、これから形作られる町並みとしても、どこかで見たことがある光景なのだろう。
昔ここがどんな場所だったかなど知らない。
特別な感情も沸かない。
それはどこにだってそうだ。
「いま」「ここが」「どうであるか」、位にしか興味がない。
それくらいしか、私には分かり得ないのだ。
見ていると、私の意識までショベルカーによって掻き出され平らかにされるような、静かなノイズを感じた。
真新しい家々が建ち並ぶ頃、私がまた訪れることを想像する。
綺麗に整備されたニュータウンは、あなたなんて知りませんよと冷たい顔をするだろう。
この寂しさから、私は生まれたのだ、と近頃は思うようになった。

