〔展示〕
2005年9月16日(金)~24日(土)

「細部がない」

友成いく子

スペースO

〔概要〕

誰かが発したことと、私がキャッチしたことが違っていた。
ということが、実はリアルだったりするのではないか。
たとえば、友達が悪意を持って発したセリフを、好意的なものだと感じたり美しく、涙で語られる物語を、悪意に満ちた残酷な話しだと感じたり。
私はそんな伝達障害の中で、うまいことバランスを取りながら生活している。
思い込みと、イメージと、デジタルツールが溢れた社会の中で近すぎで見えなくなっているもの、発達しすぎて見失っているものがあまりにも多くて、私はいつも混乱してしまう。

ドットの集合体から成るリアルが、あまりにもリアルすぎてそこには何も感じない。
発信者と受信者の間に生じる誤差に気付いた時にこそ、妙にすがすがしい気分になり、虚像の中に新しいリアルを見出すのである。

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