〔展示〕
2009年2月13日(金)~22日(日)

12:00~20:00(最終日~17:00) ※木曜日休廊

「DUB」

忽滑谷昭太郎

スペースM、S、E

〔概要〕

何色かの絵の具を色が混ざり過ぎないよう注意しながらパネル全体に塗ってゆく。
その、まだ意思を持っていない状態の画面を眺める、次第にその画面の部分部分で色が形として見えてくる、ある所では絵の具が混ざり過ぎてあまり綺麗に見えないはずなんだけど、すぐ近くに混ざらす残った発色の良い絵の具がその部分をすごく綺麗に見せていたりする、もちろんほかの部分では同じようになっててもそう見えない所もあったりする。

その場その場で状態は違うしそこから受ける感情も違う。
さらに眺める。

ふとした瞬間に画面上で起きている絵の具の現象が自分の記憶や体験と関わって、具体的な形を思わせる。
その時が絵の具に意思を与えるポイントになると考えています。

画面上ではその意思を持った部分とそうでない部分が曖昧に混ざりあっています。

意思を与えることが出来なかった部分から鉛筆で塗り潰し、筆跡で任意の立体的な図像を描き起こします。

それは画面上での意思とは異なる僕の意思です。

そして塗り残された部分とその異なる意思を行き来する中で、塗り潰す部分が無くなった時が作品の終わりになります。
私とは違う見る人の意思、絵が持った意思と私の中で複数に分かれる意思、色や形が見られることによってさらに異なる意思に変換され他者の中で別の解釈や認識を持つ、それが僕が考える他者との関わりとして作品を作っています。

〔プロフィール〕

2006 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業

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