〔展示〕

2015年1月30日(金)~2月4日(水)

12:00~20:00(最終日~17:00) ※木曜日休廊

「emptiness」

日向宏一

スペースM

絵は初めから好きだったのだろう。
子供の頃は「ウルトラマンの絵かいて」とか頼まれて友達にあげていた。
幼稚園で南極観測船「ふじ」の絵を宇宙戦艦ヤマトみたいなパースをつけてかけるのはオレだけだったし
先生のリクエストで学芸会の芝居の舞台の背景にかいた大きな立派なライオンの絵は今でも憶えている。

いい子だったのだろう。
小学校で「絵が子供らしくない」と担任に言われて、わざと下手にしかかけなくなった。
あんまり絵に興味も無い先生が何となく言った事だったろうに、長く気になっていたと思う。

すぐいい気になるタイプなのだろう。
病気して他にやる事ないから行った美術研究所で石膏デッサンを褒められて美術大学に行く事にした。
結果3浪もして大してうまくないのがやっとわかった。

入ってみると学校は絵の学校ではなくて美術の学校だった。
学生の頃は毎日理由もなく怒ってたから、画面に向かうと自動書記みたいに絵がかけて、
それが「芸術」なんだと思っていた。

段々、金稼ぐ事に追われてきたり、学生の時に会った事もないような腐ったヤツともめたり、
くだらない事で時間が埋まってきて、自動書記も効かなくなった。

最近引っ越したらマンションの1階が画廊だった。(搬入も楽そうだし、久々に展覧会すっか..)となった。

やるたびに自分が「空」になって行ってるような気がする。


●日向宏一 / HINATA Koichi

〔プロフィール〕

1963東京生まれ

1988多摩美術大学美術学部油画専攻卒

1990ウェスタンミシガン大学美術科修士課程修了

2003早稲田大学アジア太平洋研究科国際経営学科修士課程修了

  

〔個展〕

2011「Daily Notes」(ギャラリーオカベ / 東京)

2008「Daily Notes」 (ギャラリーオカベ / 東京)

2005「on the Site」(ギャラリーオカベ / 東京)

2003「Stories」(ギャラリーオカベ / 東京)

2002「Personal Guardian」(ギャラリーオカベ / 東京)

2001「Valley」(藍画廊 / 東京)

  

〔グループ展〕

2001「せり上がる身体表現」(千葉アートフラッシュ01 / 千葉)

1999「キリンアワード5人展」(大阪) 他

  

〔受賞歴〕

1993「キリンコンテンポラリーアワード」 優秀賞(平面作品最優秀)

1987「ホアン・ミロ・ドゥローイングコンペティション」 入選(アンドラツアーメンバー) 他


c 2004- 新宿眼科画廊   /(株)GelatinContemporary

Shinjuku Ophthalmologist(GANKA) Gallery