〔展示〕

2015年6月26日(金)~7月01日(水)

12:00~20:00(最終日~17:00) ※木曜日休廊

「PINK & BLUES」

野畑常義

オープニングパーティー:6月27日(土)18時~

スペースM、S、E

〔展示概要〕
3.11の後、既に決まっていたグループ展に”以前”から作っていた作品を出品し終えて、そこで完全に手がとまった。
作品をひとに見せたい欲求もとまった。
それまでの自分の価値観やコンセプトらしきものは、もろくも崩れ去っていた。

講師業、職人としての彫刻仕事、アートディレクションの仕事などをしながら
「自分の表現なんて続けなくても俺は生きてゆけてしまうのかもなあ。。」と思った時期もあった。
しかし、時間が経つにつれて何かが大幅に不足しているのを感じ始める。
感情を程よく押し殺しておけないという欠陥(あるいは武器?)
そのために体を使って何かを作っていたいという衝動
そういった自分の根源にある欲求とダイレクトに向き合わなければバランスがとれなくなっていた。

あるとき、昭和の日本映画をみながら、ふとDVDを静止して素描を始める。
大げさなまでの役者の表情は、”以前”にはあまり感じられなかった、とてもリアルなものとして自分の心に映った。
そしてその形をさらに勝手に変えて行く。凸凹させ、引き延ばし、そぎ落とし、歪めてゆくと、何故だかさらに
”本当のこと”のように感じられた。
それは自分の中の色々な”こと”を代弁して表現してくれている自画像のようなものになっていった。
「アート」を作ろうとしていた手は、「人間という生き物」を描き作り始めた。

3年半ぶりの作品発表となる今回の眼科画廊での個展は、そんな自分の再スタートです。

〔プロフィール〕
野畑常義 /Tsuneyoshi NOBATA

1977年生まれ 
神奈川県出身 東京都在住
2004年 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻終了 
 

〔主な個展〕

2008「KAWAKA AA」(レクトヴァーソギャラリー / 東京)

2007「Sculptrium」(レクトヴァーソギャラリー / 東京)


〔主なグループ展〕

2011

Aprus show case vol.2「Edge of Body」(ギャラリーOGUMAG / 東京)
GOD HAND(アートライン柏 / 千葉)

2009Archives(シンワアートミュージアム / 東京)
Wentworth Gaol Project "Re-Socialization"(ミルデュラ / オーストラリア)

2007

Shanghai art fair(上海、中国)

2005「Paper Bridges」(CAST Gallery / ホーバート、オーストラリア)

2004デルメンデレ国際彫刻シンポジウム (デルメンデレ、トルコ)

2003

「Choukoku-Ten」(RMIT Gallery / メルボルン、オーストラリア)

c 2004- 新宿眼科画廊   /(株)GelatinContemporary

Shinjuku Ophthalmologist(GANKA) Gallery