​〔展示〕

2016年5月06日(金)~18日(水)

12:00~20:00(最終日~17:00) ※木曜日休廊

「とこよ」

高橋亜弓

スペースM

〔展示概要〕
とこよ(常世)
死者の行く永遠の世界。黄泉の国。
古代、海のかなたにあると考えられた不老不死の国。

小さい頃から時折、ふと「どこかへいきたい」という想いに取り憑かれることがあった。
それは具体的な場所ではなかった。地名も場所も知らない。それでも、その「どこか」にいつも私は焦がれていた。
常世というのは、死者の国だ。だがしかし、一方で不老不死のある海の彼方の楽園と表現される。
この言葉を知った時、なんとなく私の持っていた「どこか」を表現するにふさわしいものだと思った。
私が描くものは男でも女でもない、狭間のものたちだ。若くも老いもせず、言葉もなく、争いもない。
朝が来る前の、夜が通り過ぎた時間に一瞬だけそっと現れるような、私の小さな神である。
曖昧さをまとったその神たちは、静かに「そこに在る」ということを続けている。

おそらく、その神は常世にいるのだろう。
現実は存在できなくとも、どこかへという焦がれの先にある場所。
私は描くことで、「とこよ」というまだ見ぬ国を知る。

〔プロフィール〕

高橋亜弓 / TAKAHASHI Ayumi

多摩美術大学版画科卒業。
在学中より木版の油性凹版を用い、女性体でもなく、男性体でもない狭間のもの達のかたちを描く。
現在木版を中心にドローイングなど活動。
 

〔展示歴〕

2015「種々展」(円鳥洞画廊 / 東京)

2015「高橋亜弓×泉谷かおり」(gossip / 東京)

2014「Art Fair」(ベイルート)

2014「種々展」(円鳥洞画廊 / 東京)

2013「アートフェア洋協」番町画廊スペース

2013「FIELD OF NOW 2013」(銀座洋協ホール / 東京)

2013「種々展(円鳥洞画廊 / 東京)

2012高橋亜弓個展「うろん」(新宿眼科画廊 / 東京)

2012ワークショップ「ハンコと版で彩るオリジナル手ぬぐい作り」(gossip / 東京)

2012「japan exhibition」一ヶ月の展示、制作、レジデンシー(Art Hub / アラブ首長国連邦)

2011「アートフェア洋協」番町画廊スペース

2011「アートフェア東京」番町画廊スペース

2011「9人の視点」(土屋現代美術画廊 / 大阪)

2010「アートフェア東京」番町画廊スペース

2010「高橋亜弓新作展」(「東京アートフェア」 番町画廊スペース / 東京)

2010「多摩美術大学版画OB展」(札幌斎藤Gallery / 北海道)

2010「高橋亜弓展」(新宿ゴールデン街 Gallery&Bar Albtros / 東京)

2009「オーラム展」(銀座プラットフォームスタジオ / 東京)

2008「イチマンエン展」(銀座番町画廊 / 東京)

2007「日本版画の粋 現代版画の粋展」(富山県福光美術館 / 富山) 

2007「宮沢賢治展」(バートックギャラリー / 東京)


〔受賞歴〕

2013「東京装画賞」入選

2012「川上澄生美術館木版画大賞」入選

2011「第7回 飛騨高山現代木版ビエンナーレ」入選

2010「川上澄生木版画大賞」入選

2010「大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ」入選

2009「ユニクロUT GRAND PRIX 09 200」選出


〔web〕
http://gunzyou.moo.jp/home/index.html

c 2004- 新宿眼科画廊   /(株)GelatinContemporary

Shinjuku Ophthalmologist(GANKA) Gallery