〔展示〕
2017年7月14日(金)~26日(水)
12:00~20:00(最終日~17:00) ※木曜日休廊
「勞力士2D」
LEE KAN KYO
スペース M、S、E
●レセプション:7月15日(土)18:00~
〔展示概要〕
金色デイデイト、輝きパールマスター、空へ飛ぶスカイドゥエラー、ムーンライトチェリーニ、冒険家エクスプローラー、海の時計ヨットマスター、ペプシコーラGMTマスター、スーパーレーサーデイトナ……どれも100万円の夜景より美しい。
こんな御時世だから勞力士!
「勞力士2D」ではLEE KAN KYOが一本一本、細心の注意を払って手描き、作りあげた最新シリーズ”勞力士”。一気に公開します。どうぞお楽しみに!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このシリーズは大好きラジオ番組
”菊地成孔の粋な夜電波”でのコーナー”勞力士”にインスピレーションを受けて
自分のロレックスを作り始めました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
台湾人、LEEが日本で発表するのは、あの『勞力士』だ。なんて読むんだろう?日本にはない漢字だけど、一文字ずつ声に出して読んでみると「ろう」、「りき」、「し」。「勞」はおそらく「労」だろう、訓読みすると「ねぎらう」だ。この漢字はなぜか同じものを重ねて「労を労う」と使う。苦労、就労、何にしろ、せっせと働いている姿が思い浮かぶ。「労力士」、日本で働く力士は、土俵の上で汗を流す。大粒になった汗がキラキラと舞う。『勞力士』で検索しても、力士なんて出てこない。出てくるのは、真上から見た土俵に飛び散るキラキラの汗・・・ではなく、シルバーやゴールドに輝く豪華な時計の盤面だ。人肌が感じられない、美しい『ROLEX』が並んでいる。
(青柳菜摘)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〔プロフィール〕
LEE KAN KYO
アーティスト。2007年来日。東京造形大学大学院(造形専攻)修了。
文化のミスアンダースタンディング(勘違い)を常に念頭におきながら
イメージを反復するグラフィックを軸に、領域、表現にとらわれない活動を展開中。
〔個展〕
2015「ドリーム あの子(Don't stop)」(銀座ガーディアンガーデン / 東京)
2015「SUPER」(ユトレヒト / 東京)
2016「チラシXL」(新宿眼科画廊 / 東京)
〔グループ展〕
2015 Young Art Taipei 2015 参加
2016 3331 Art Fair 2016_Various Collectors Prizes- 参加
2017 青山見本帖 Stock Menbers Gallery 参加
他、The Tokyo art book fair、The Seoul art book fair、Culture & Art Book FAIR in TAIPEI等
多数参加
〔賞〕
2014 第10回 グラフィック「1_WALL」 グランプリ
〔instagram〕
@lee_kan_kyo
〔WEB-site〕
http://www.leekankyo.com/