2021/02/26-03/10

故郷

〔展示〕
2021年2月26日(金)~3月10日(水)
12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊
「故郷」
今井新、ク渦群、高橋直宏、宏美、堀江たくみ、門眞妙、柳本悠花
スペースM、S、E


〔概要〕
現在、地方に拠点を置き、東京との両方の地で活動するアーティストが数多く居ます。 彼らは身の周りで起こる災害やアートシーンについての問いを作品を通して表現し、東京と地方を行き来するように展示活動を続ける――それぞれが住う地方と東京を繋ぐような存在と言えます。 SNSでトレンド入りする情報は常に東京中心であり、地方で起こった事のその後について顧みられることは殆どありません。 本展では地方を拠点に活動するアーティストを集め、地方の現在にフォーカスを当て、地方の災害やアートシーンについて問いかけを行います。

Date
  • 2021/02/26-03/10

Location
  • スペースM、S、E

Creator
  • IMAI Arata / 今井 新

  • kukamura / ク渦群

  • TAKAHASHI Naohiro / 高橋 直宏

  • Hiromi / 宏美

  • HORIE Takumi / 堀江 たくみ

  • MONMA Tae / 門眞 妙

  • YANAGIMOTO Yuka / 柳本 悠花

IMAI Arata / 今井 新

〔プロフィール〕
1992年、港北ニュータウン生まれ。
東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。
現代美術家・映像クリエイター。
フィールドワークを行って得た知見を、自分キャラ「イマイ君」を用いてマンガや映像で表現する。
趣味はバックギャモン。

〔主な展示歴〕

2013 「芸術係数企画 / ア・ワールド・ピクチュア-How do you make a world picture?」(EARTH+ galllery / 東京)

2015 「カオス*ラウンジ新芸術祭2015 市街劇 / 怒りの日」(福島)

2018 「ゲームポリヘドロン」(中央本線画廊 / 東京)

〔Twitter〕
@arataimai

〔Instagram〕
@arataimai

kukamura / ク渦群

〔プロフィール〕
1993 福島県南相馬市生まれ
2015 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース 卒業
2017 東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科芸術文化専攻洋画研究領域修士課程修了

カートゥーンやゲーム、インターネット文化に影響を受ける。
授業中にノートに描いた落書きや、お絵描き掲示板でゲームのキャラクターの絵を描いて投稿していたのが原点。

キャラクター達がピンクや蛍光色で彩られたキュートな世界と、
血や事故、炎、不安の影が絡み合う、不気味でドロドロとしたラブリーな絵を描いている。

〔主な個展〕
2018 「BORN ON THIS LOVELY STAR」(中央本線画廊 / 東京)
2023 「HOLY WATER SPRINKLER」(opaltimes / 大阪)

〔主なグループ展〕
2021 「レインボープール」(River coffee & gallery / 東京)
2021 「故郷」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 「ドローイング展 ゆきどけ」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア 2022」(Chignitta他 / 大阪)
2022 「ドローイング展 ゆうだち」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 「2022 The Preview Seongnu with ShinhanCard」(SFactory / pieブース / 韓国)
2023 「cross cross x x vol. 1」(Node94 / 台湾)
2023 「로컬 !ローカル!」(pie,3Q / 韓国)
2023 「2023 The Preview Seongsu with ShinhanCard」(SFactory / pieブース / 韓国)
2023 「ゲーム大好き 」(OF / 岡山)
2023 「Study:大阪関西国際芸術祭 2023」(大阪府立中之島図書館他 / 大阪)
2023 「ドローイング展 はつはる」(新宿眼科画廊 / 東京)
2024 「根源的正欲!展」(ルンパルンパ / 石川)
2024 「ドローイング展 せいめい」(JITSUZAISEI / 大阪)
2024 「福島アートアニュアル2024 二次の彼方に:安齋茉由、ク渦群、髙木ちゃー」(福島県立美術館 / 福島)
2024 「芸術ハカセは見た!-芸術の植生-」(徳島城博物館 / 徳島)

〔賞歴〕
2022 「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア 2022」(井浦歳和賞、内田ユッキ賞 受賞)

〔WEB-site〕
gnu65.xxxxxxxx.jp

〔X(Twitter)〕
@freezepower

〔Instagram〕
@freezepower

TAKAHASHI Naohiro / 高橋 直宏

〔プロフィール〕
1991 北海道岩見沢市に生まれる
2015 金沢美術工芸大学 美術工芸学部 美術科 彫刻専攻 卒業
2017 金沢美術工芸大学大学院 美術工芸研究科 修士課程 彫刻専攻 彫刻コース 修了
2020 金沢美術工芸大学大学院 博士後期課程 美術工芸研究科 彫刻分野 博士(芸術)学位取得

〔個展〕
2017 「およそ不合理な身ぶり」(mbf付属アートスペース / 群馬)
2017 「D、D、D」(芸宿 / 石川)
​他、展示多数

〔WEBsite〕
https://drive.google.com/file/d/1Mtt4PvSxediwarG4Hks16kbMDVcTrfRP/view

〔Twitter〕

@naopnao

Hiromi / 宏美

〔プロフィール〕
実在する風景にキャラクターの顔や植物が浮いたような絵を描く。
背景に描かれる風景は殆どが地元である岡山の災害地であり、キャラクターは人間が持つ理想の姿として描かれる。
キャラクターが顔のみ描かれるのは、キャラクターそのものに身体を必要としないからである。
キャラクターは一見人間のように見えるが「理想の姿」とは人間の姿を現しているだけでなく、「穏やかな生活」であったり、また「山」や「海」のような自然の具現化でもある。
コロナ禍の生活が始まってから、作品にはキャラクターの顔を覆うようにドットが描かれる。
SNSによるフェイク情報の拡散であったり、ウクライナでおきた戦争であったり、人間の行為がますます「理想の姿」から遠のいていることの現れを表現している。

1989年生まれ。岡山県出身。

倉敷芸術科学大学 芸術学部卒。

〔主な参加展示〕

2021 「宏美個展 」(日和坂アート研究舎 / 石巻)
2022 「木森土 」(GALERIE OVO gallery / 台湾)
2022 「二次元派 」(代官山ヒルサイドフォーラム、N&A Art SITE / 東京)
2022 「川のほとり/まち 」(LIGHT HOUSE GALLERY / 東京)
2023 「大阪関西国際芸術祭 二次元派 」(大阪府中ノ島図書館3階 / 大阪)
2023 「Local! 」(pie / 韓国)
2023 「NEO JAPAN POP ART EXPORED 」(Onfinitive / シンガポール)


〔X(Twitter)〕
@h_hayakashi

〔WEB-site〕
https://h-hiromi-me.tumblr.com/

HORIE Takumi / 堀江 たくみ

〔プロフィール〕
1988 大阪府守口市に生まれる
2010 近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻 卒業
2012 金沢美術工芸大学修士課程美術工芸研究科 修了
2012~2016 近畿大学文芸学部芸術学科非常勤助手として勤務
2017〜  陶芸家の四井雄大に誘われ金沢に移住、シェアハウスを始める
現在は陶芸教室にてスタッフのバイトをしながら、教室と自宅で制作中

〔個展〕
2012 「restart for tomorrow」(スペクトラムギャラリー / 大阪)
2014 「エンブリオ」(スペクトラムギャラリー / 大阪)
2016 「viewpoint」(オソブランコギャラリー / 大阪)
2018 「いつだって僕ら曖昧で、静かすぎて眠れない」(中央本線画廊 / 東京)
2022 「堀江たくみの同人陶芸」(ギャラリー数寄 / 愛知)
2022 「堀江たくみの同人陶芸 at 芸宿」(芸宿 / 石川)
2023 「堀江たくみの同人陶芸 at NADiff a/p/a/r/t」(NADiff a/p/a/r/t / 東京)

〔グループ展〕
2015 藤城嘘企画 カオス*ラウンジ7「穏やかじゃない」(ビリケンギャラリー / 東京)
2016 “KITAJIMA/KOHSUKE” # 13 ~池と怪物編~(カタ/コンベ / 東京)
2018 杉本憲相、堀江たくみ、宮下サトシ三人展「わたしはお皿に落書きをしません。」(ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ / 東京)
2019 堀江たくみ、四井雄大二人企画「堀江たくみと四井雄大の展でのふるまい」(あをば荘 / 東京)
2021 「キタイッサカ・ザ・ライド」(ギャラリー数寄 / 愛知)
2021 「故郷」(新宿眼科画廊 / 東京)
2021 「好きなかたちIII」(ギャラリー数寄 / 愛知)
2021 「ぐいのみ展」(日本橋三越本店 / 東京)
2022 「ゆきどけ」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 堀江たくみ+名もなき実昌二人展「往福(=´∀`)人(´∀`=)往来」(art space tetra / 福岡)
2022 堀江たくみ×西川圭祐二人展「かわいい」(新宿眼科画廊 / 東京)
2023 「ローカル!, 로컬!」(gallery pie、三Q / 韓国)


〔Twitter〕
@dorokomb

〔Instagram〕
@dorokomb

〔その他〕
https://note.com/dorokombtakumi

 

MONMA Tae / 門眞 妙

〔プロフィール〕

1985 宮城県生まれ
2009 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業


アニメ的な少女のキャラクターと精緻な背景描写の絵画表現を中心に活動。

言葉にできない「感情」「時間」「一瞬」の集積と、この世界との和解を描く。

キャラクターの姿をした「人」としての少女のアップデートを続ける。

 

〔個展〕

2009 「だけど、忘れられる」(新宿眼科画廊 / 東京)​

2010 「ドラマ」(新宿眼科画廊 / 東京)

2013 「美しいending」(新宿眼科画廊 / 東京)

2016 「かみさまのかたち」(新宿眼科画廊 / 東京)

2019 「時間を止めてください」(新宿眼科画廊 / 東京)
2019 「きみは天気」(新宿眼科画廊 / 東京)

 

〔グループ展〕

2017 「あなたと海のあいま、通り過ぎてゆくすべて」(塩竈市杉村惇美 術館市民ギャラリー / 宮城)

2017 「ニュー・フラット・ フィールド / 仮留めの地」(デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ / 東京)

2018 「めがねと旅する美術展」(青森県立美術館 / 青森)(島根県立石見美術館 / 島根)(静岡県立美術館 / 静岡)

2020 「swimming」(TURNAROUND / 宮城)

2021 「故郷」(新宿眼科画廊 / 東京)

〔WEB-site〕
https://taemonma.tumblr.com/

 

〔Twitter〕

@uresii_kanasii

YANAGIMOTO Yuka / 柳本 悠花

〔プロフィール〕
裁縫美術作家
1990年、高知県生まれ
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業

主に、故郷をテーマにした作品や訪れた場所にまつわる物語や風情を作品化し、
記憶を縫いとどめる方法を模索している。

2019年から、作家・KOURYOU主宰の「EBUNE」のグループに参加、活動中。

〔展示〕
2019 「ぬいぐるむ!」(新宿眼科画廊 / 東京)
2020 「カオス*ラウンジXI キャラクターオルガナイズ」(ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ / 東京)
2021 「故郷」(新宿眼科画廊 / 東京)
2021 「EBUNE」 (ebune.net)

〔作品提供、協力〕
2019 弓指寛治個展「ダイナマイト・トラベラー」
2019 瀬戸内国際芸術祭 KOURYOU「家舟」

〔WEB-site〕
https://yuka-yanagimoto.tumblr.com/

〔Twitter〕
@stripe_yuka

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