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〔プロフィール〕
Miyabi Starrは存在の普遍性と記憶による認識のズレを主軸にするトランスジェンダーのアーティストだ。

日本で生まれ、1歳で中国・蘇州に引っ越す。
自国の文化を紹介するインターナショナルスクールでの授業を通し、日本が自分表す座標であること、世界には多様な生活や文化が同時多発的に営まれていることを肌で感じる。
東京藝術大学でクラシック音楽を学ぶ一方、性自認に合わないドレス着用の必然性に疑問を抱く。
また、現代音楽の学習を皮切りに、独自に幕末明治期の日本での西洋音楽の利用や和楽器との融合、当時の流行り歌を研究。

文化摩擦から新しい文化が誕生すること、自分の思想や哲学を作品に入れることの面白さから、大学卒業後アート作家に転身。
同時に自身のトランスジェンダーを周りにカミングアウトする。

フェリックス・ゴンザレス=トレス、マーク・モリスローにインスピレーションを受け、これまでのマイノリティ経験から、人間存在を時間経過や記憶という主観を軸に制作をする。
これには「トランスジェンダー」「帰国子女」を描くとともに、このような特定の体験を超えた領域のこととして人類を繋げる意図も含まれる。

マイノリティ・マジョリティの二項対立ではなく、それを超えて思いを共有できる世界を目指して作品づくり・情報発信を続けていきたい。

〔WEB-site〕
https://www.miyabistarr-art.com/

〔Twitter〕
@MiyabiStarr_art

〔Instagram〕
@miyabistarr_art