2025/09/26-10/01

無念。

〔展示〕
2025年9月26日(金)~10月1日(水)
12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊
「無念。」
munenn
入場無料※27、28日15-16時は有料
スペースO

〔概要〕
この写真展では、3年間にわたり撮影してきたセルフポートレート作品を展示します。テーマは「身体と自己の再構築」。ヌードを中心に、自らの身体を被写体とすることで、他者によって客体化される存在を、自己の視点から再定義します。

会社員、グラビアアイドル、人間、恋人、家族、友人——複数の役割と関係性を抱えるひとつの身体。その揺らぎをレンズ越しに映し出し、クィアネスと個体性のあわいを探ります。

会期中には2日間限定で、緊縛を用いたパフォーマンス・インスタレーションを実施します。自らの手で身体を縛り、吊るす行為を通して、他者や環境による拘束、自己の認知の歪み、そして身体と心の境界を問い直します。

本展の根底には「無念」という感覚があります。八割の諦観と二割の口惜しさが交錯し、この世界に言葉を失うような気持ちをかたちづくる。だからこそ私は、自分を記号や形態へと抽象化し、花瓶やオブジェのようにただ佇む存在でありたいと願うのです。

「見る/見られる」の関係を揺さぶり、固定化された「私」をほどいていく場として、この写真展を開きます。


〔performance〕
入場料:¥500-
27日(土)15-16時
28日(日)15-16時

Date
  • 2025/09/26-10/01

Location
  • スペースO

Creator
  • munenn

munenn

〔プロフィール〕
静岡出身。
フリーランス被写体。

セルフポートレートと、緊縛を用いた身体表現を中心に制作を行っています。記号化された身体やクィアな身体をテーマに、自身のアイデンティティや社会的な規範との関係を問い直す作品を展開しています。身体を縛るという行為を通して、見る/見られる関係や、制約の中で立ち上がる自己の輪郭を可視化しています。

2022 講談社主催”ミスID2022”でサンクチュアリ賞受賞
2023 ruki kojima共同主催パフォーマンスイベント「Body」
2025 munenn×悠歌 二人展「小さな悪の華」  

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