2019/11/01-06

日常とフィクション

〔展示〕

2019年11月1日(金)~6日(水)

12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊

「日常とフィクション」

斉木駿介

スペースM

〔概要〕

日常にある物を描いています。

どこにでもあるもの。

特別ではないもの。

現実にありふれているもの。

ネット上にありふれているもの。

そんな日常の表層を絵によって記録する。

まるで永遠に続くもののように錯覚させてしまう日常と生活。

しかしそんな毎日を一変させてしまった東日本大震災、熊本地震。

そしていつ来るとも知れない南海トラフ地震、関東地震。

緊張感を増す国際情勢。

京都アニメーションへの放火事件。

日常と突如介入してくる非日常。

暴力的に鳴りだしたiphoneの防災アラームによって強固に思えた日常は脆く簡単に形を変える。

当たり前だけど永遠なんてものは存在しない。

表と裏は一瞬にして裏返る。

しかし当事者ではない自分はわかっているつもりでもどこかリアリティが持てない。

すべて自分の日常と地続きにある事なのに。

そんないつ終わるかわからない平凡な1日を今日も何となく生きる。

 

Date
  • 2019/11/01-06

Location
  • スペースM

Creator
  • SAIKI Shunsuke / 斉木 駿介

SAIKI Shunsuke / 斉木 駿介

〔プロフィール〕

1987 福岡県生まれ

2010 九州産業大学芸術学部美術学科卒業

2012 九州産業大学大学院博士前期課程芸術研究科美術専攻修了

美術家。

現実やインターネット上のモチーフ、風景、記号を解体、再構築して絵画を制作する。

リアルとネットが融合する現代の日常感覚や日々更新されると同時に忘却されていく大量の情報を絵画によって記録する事を試みる。

主な出版物に2021年「美術手帖2月号 ニューカマーアーティスト特集」、「明るい映画、暗い映画 21世紀のスクリーン革命」表紙装丁(渡邊大輔 著)など。

 

〔個展〕

2019 「日常とディストピア」(KANZE ARTS / 福岡)

2019 「日常とフィクション」(新宿眼科画廊 / 東京)

2020 「スクショする風景」(Artas Gallery / 福岡)

2020 「スクロールする風景」(Gallery Yukihira / 東京)

2023 「Skip chapter」(Artas Gallery / 福岡)

2023 「BAD TRIP VR」(京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN ウォール / 京都)

2024 「リプレイする」(横浜マリンタワー / 神奈川)

〔グループ展〕

2021 「非/接触のイメージ」(IAFshop* / 福岡)

2021 「dpi」(KANZE ARTS / 福岡)

2021 「emerging artists」(500m美術館 / 北海道)

2021 「ニューカマーアーティスト展」(銀座 蔦屋書店 / 東京)

2023 「はたからみる」(新宿眼科画廊 / 東京)

2023 「はたからみる」(CASHI / 東京)

2025 「IN-ON-OUT」(Oh Studio Hiroshima / 広島)

2025 「幽体離脱する風景」(roid works gallery / 東京)

2025 「サンプリングセンサー」(新宿眼科画廊 / 東京)

 

〔WEB-site〕
shunsuke-saiki.com

 

〔X(Twitter)〕
@shunsuke_saiki

 

〔Instagram〕

@shunsukesaiki

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