2020/11/27-12/02

アブソーバー Absorber

〔展示〕

2020年11月27日(金)~12月2日(水)

12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊

「アブソーバー Absorber」

青木大祐

スペースE

〔概要〕

文明も随分進歩してきたハズだけど私たちは未だ、口から食べものを摂取している。
カビが生えるという慣用句は古臭いという時に用いられるというが、ならば時代遅れの「口から食べる」行為をスチルしカビを生やしてみよう。
カビのように接触して養分を吸収できた方が充電みたいで未来的な感じだ。
食べることは日常的行為でこれは当たり前のことだが摂取方法が変わることも無いとは言い切れない。
ゴヤのサトゥルヌスみたいな野蛮は今どき流行らないはずだ。
当たり前が当たり前で無くなってしまう現実に我々は直面した。
世の中はゆっくり変わることもあり突然変わることもある。
生態系の頂点捕食者となりながら人間という生き物は、いつの間にか、そのサイクルから抜けてしまった。
生態系に寄与せずただの吸収者となった人間はどこに向かうのであろう?
カビたちは静かに食事をし、次のサイクルに向け分解をはじめる。

写真作品30点による展示

Date
  • 2020/11/27-12/02

Location
  • スペースE

Creator
  • AOKI Daiyuu / 青木 大祐

AOKI Daiyuu / 青木 大祐

〔プロフィール〕
1974年生まれの写真家 東京を拠点に活動
2018 東京綜合写真専門学校卒業

〔受賞歴〕
2017 JPS展ヤングアイ部門日本写真家協会会長賞受賞
2021 第1回 IWPA受賞(写真評論家 打林俊氏選)

〔主なグループ展〕
2017 JPS展(東京都写真美術館 / 東京)
2018 卒業選抜展(ニコンプラザ新宿 THE GALLERY / 東京)
2019「バウハウスへの眼差しEXPERIMENTS」深川雅文氏キュレーション(日吉 Gallery Forest / 神奈川)
出品作家 : 伊奈英次、倉谷拓朴、相模智之、進藤環、竹下修平、原美樹子(Gallery Forest / 神奈川)

〔主な個展〕
2018「青木大祐展/モック」タカザワケンジ氏ディレクション(IG Photo Gallery / 東京)
2019「Eye Wear Mold」Talk Event インベカヲリ★ × 青木大祐(America-Bashi Gallery / 東京)
2020「アブソーバー Absorber」インスタライブ hyperneko × 青木大祐 (新宿眼科画廊 / 東京)
2021「ヤヌス JANUS」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022「ヴァニタシズム vanitasism」(新宿眼科画廊 / 東京)

〔WEB-site〕
https://daokis.com

〔X(Twitter)〕
@daiyuuaoki

〔Instagram〕
@daiyuuaoki

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東京都新宿区新宿5-18-11

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