2021/10/29-11/03

JANUS ヤヌス

〔展示〕
2021年10月29日(金)~11月3日(水)
12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊
「JANUS ヤヌス」
青木大祐
スペースS

 

〔概要〕
青木は自らの身体を事物に見立てたセルフポートレートで作品制作している写真作家。

前回の個展と同様、写真にカビを発生させる独自技法を用いて表現を行なっている。

このところ私はカビを作品に使う。
カビのコントロール出来ない営みの面白さも然ることながら、カビは一般的に負の存在であり影のイメージで、時間経過や死を想起させるところが気に入っている。

ならば光のイメージは何かと考えた時、花が思い浮かんだ。

絵画や写真などのモチーフとして花は古くから用いられるが、カビは忌み嫌われているのかモチーフとしての例をあまり見たことがない(無論、モネやゴッホはカビなど描いていないのだろう)。
花とカビは"ハレとケ"のように相対する存在である。

それが故に美しい花が、美しいまま穢れた時、我々はどのような視覚的印象を受けるのか、また美しいという概念の転換は起こりうるのか、という点に興味を抱き今回の作品製作に臨んだ。
そして、私は事物として花とカビを口で受け止める。亡骸へ手向けるかのように。
803×803〜300×300ミリパネル、大小20枚による展示。

Date
  • 2021/10/29-11/03

Location
  • スペースS

Creator
  • AOKI Daiyuu / 青木 大祐

AOKI Daiyuu / 青木 大祐

〔プロフィール〕
1974年生まれの写真家 東京を拠点に活動
2018 東京綜合写真専門学校卒業

〔受賞歴〕
2017 JPS展ヤングアイ部門日本写真家協会会長賞受賞
2021 第1回 IWPA受賞(写真評論家 打林俊氏選)

〔主なグループ展〕
2017 JPS展(東京都写真美術館 / 東京)
2018 卒業選抜展(ニコンプラザ新宿 THE GALLERY / 東京)
2019「バウハウスへの眼差しEXPERIMENTS」深川雅文氏キュレーション(日吉 Gallery Forest / 神奈川)
出品作家 : 伊奈英次、倉谷拓朴、相模智之、進藤環、竹下修平、原美樹子(Gallery Forest / 神奈川)

〔主な個展〕
2018「青木大祐展/モック」タカザワケンジ氏ディレクション(IG Photo Gallery / 東京)
2019「Eye Wear Mold」Talk Event インベカヲリ★ × 青木大祐(America-Bashi Gallery / 東京)
2020「アブソーバー Absorber」インスタライブ hyperneko × 青木大祐 (新宿眼科画廊 / 東京)
2021「ヤヌス JANUS」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022「ヴァニタシズム vanitasism」(新宿眼科画廊 / 東京)

〔WEB-site〕
https://daokis.com

〔X(Twitter)〕
@daiyuuaoki

〔Instagram〕
@daiyuuaoki

« 1 2 »

〒160-0022
東京都新宿区新宿5-18-11

東京都公安委員会許可第304381007606号 美術品商

03-5285-8822 info@gankagarou.com gankagarou.com ENGLISH