2022/11/18-30

vanitasism ヴァニタシズム

〔展示〕
2022年11月18日(金)~30日(水)
12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊
「vanitasism ヴァニタシズム」
青木大祐
スペースS

青木は自らの身体を事物に見立てたセルフポートレートで作品制作している写真作家。
写真にカビを発生させる独自技法を用いて表現を行なっている。

〔概要〕
1作目では「食べ物」を、2作目では「花」を、
締め括りとなる3作目は「人が造りしモノ」を口に入れた。
その写真にカビを培養する。カビは時間や生死を想起させる要素として
私の作品に欠く事の出来ないものとなっている。
一般的にはカビの生えない金属やガラス、プラスチックなど無機物
カビに覆われる様は文明の終焉を想起させる。
我々の周りには「人が造りしモノ」が溢れ返っており
森羅万象を創造した神をも凌駕したと錯覚すら覚えているのかも知れない。
いや神の存在など忘れ「モノ」という代用の神を信仰しているのだろう。
なにせ19世紀末に神は死んでいるのだから。
人間は社会が続く限り「モノ」を造り積み上げていく。
私たちは気付かぬうちにバベルの塔の住人になっているのだ。

本作および、「アブソーバー Absorber」、「ヤヌス JANUS」を含む全三部の作品を803×803〜300×300ミリパネル、大小60枚以上にて展示。

Date
  • 2022/11/18-30

Location
  • スペースS

Creator
  • AOKI Daiyuu / 青木 大祐

AOKI Daiyuu / 青木 大祐

〔プロフィール〕
1974年生まれの写真家 東京を拠点に活動
2018 東京綜合写真専門学校卒業

〔主なグループ展〕
2017 JPS展(東京都写真美術館 / 東京)
2018 卒業選抜展(ニコンプラザ新宿 THE GALLERY / 東京)
2019「バウハウスへの眼差しEXPERIMENTS」深川雅文氏キュレーション(日吉 Gallery Forest / 神奈川)
出品作家 : 伊奈英次、倉谷拓朴、相模智之、進藤環、竹下修平、原美樹子(Gallery Forest / 神奈川)

〔主な個展〕
2018「青木大祐展/モック」タカザワケンジ氏ディレクション(IG Photo Gallery / 東京)
2019「Eye Wear Mold」Talk Event インベカヲリ★ × 青木大祐(America-Bashi Gallery / 東京)
2020「アブソーバー Absorber」インスタライブ hyperneko × 青木大祐 (新宿眼科画廊 / 東京)
2021「ヤヌス JANUS」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022「ヴァニタシズム vanitasism」(新宿眼科画廊 / 東京)
2023「at hand」(新宿眼科画廊 / 東京)
2024「都築響一 スナック芸術丸/70回記念」にゲスト出演(dommune / 東京)


〔受賞歴〕
2017 JPS展ヤングアイ部門日本写真家協会会長賞受賞
2021 第1回 IWPA受賞(写真評論家 打林俊氏選)

〔書籍〕
2024 「ゆびさきのこい Outsider Photography in Japan 」都築響一 編(ケンエレブックス)
https://amzn.to/4dTnfVR
https://kenelephant.co.jp/books/posts/44754/

〔WEB-site〕
https://daokis.com

〔X(Twitter)〕
@daiyuuaoki

〔Instagram〕
@daiyuuaoki

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